今宵、星は見えそうにない 月夜の晩に、ボタンが一つ 波打ち際に、落ちていた。 それを拾って、役立てようと 僕は思った訳でもないが 何故だかそれを捨てるに忍びず 僕はそれを袂に入れた。 月夜の晩に、ボタンが一つ 波打ち際に、落ちていた。 それを拾って…
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