とある書店の敷地にちょっとしたテーブルと椅子が備え付けられた自販機コーナーがあってひと休み出来るのですが、コーヒーを飲んでいると足元に白黒の猫がやって来て、お行儀良く座りました。触らせてくれるかな?と手を伸ばすと頭を押し付けて、なでなでをせがんできます。
コーヒーを飲み終わって席を立つと猫は大きく伸びとアクビをして、ついて来るのかな?と思ったら隅っこに置かれた段ボール箱へと向かいました。側に食器セットがあって、どうやら猫さんの家のようです。
本屋の入り口には【猫の里親募集】の張り紙があり、読んでみると
"この場所に箱詰めされ「拾って下さい。」と置かれていました。"
と書かれていて、涙が出そうになりました。
子どもの頃に似たことがあって、ちょっと切ない体験を思い出してしまった...